月々の高配当を狙う!東証プライム市場の最強ポートフォリオ戦略

finance 4つ目の入り口-投資信託・株

 

はじめに

高配当株ポートフォリオは毎月配当を得ることができる投資戦略です。東証プライム市場上場の銘柄を選び、時価総額が1,000億円を超えるなどの条件を満たすことで実現できます。このブログでは、高配当ポートフォリオの目的や銘柄選びのポイント、利益の例などを詳しく解説しています。

高配当株ポートフォリオの銘柄選びの条件

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高配当銘柄の選び方にはさまざまな条件がありますが、以下の5つの条件を満たす銘柄を選んでいます。

上場市場

東証プライム市場に上場している銘柄を選びます。この市場は厳格な選定基準をクリアした企業だけが上場できるため、質の高い銘柄が集まっています。

また、プライム市場に上場している企業は情報開示が適切であり、投資家にとって安心できる環境が整っています。

時価総額

時価総額が1,000億円を超える銘柄を選ぶことで、大型銘柄の安定感を確保します。これにより、市場変動の影響を受けにくいポートフォリオを構築できます。

一方で、小型銘柄には成長性があるものも多いため、時価総額だけで判断しないことも重要です。

配当利回り

会社予想配当利回りが3%を超える銘柄を選びます。これにより、安定した配当収益を期待できる銘柄が揃います。

ただし、利回りだけで銘柄を選ぶのではなく、業績や財務状況も考慮に入れることが大切です。

アナリストのカバー数

アナリストが2名以上カバーしている銘柄を選びます。これにより、多くの専門家が注目している銘柄を選ぶことができます。

アナリストの意見は必ずしも正しいわけではありませんが、彼らの視点や分析を参考にすることで、自分自身の判断材料が増えます。

除外する業種

証券・商品先物業の銘柄を除外します。これは、金融業界独自のリスクがあるため、高配当ポートフォリオに組み込むのに適していないと判断されるためです。

たとえ高配当でも、リスクが高い銘柄は避けることが大切です。

図表1の例: 高配当銘柄リスト

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図表1には、高配当銘柄が予想配当利回りが高い順に掲載されています。以下のような企業が含まれています。

Iオンフィナンシャルサービス(8570)

グループ内での顧客基盤が強みであり、業績とともに配当金も回復中です。配当性向の目安は30~40%です。

この企業は、金融サービス業界での競争力があり、今後も増収増益が期待され、配当も安定しているとされます。

積水ハウス(1928)

過去最高業績更新し、12期連続増配を予定しています。中期的な平均配当性向は40%以上で、自社株買いも実施しています。

不動産業界での地位が高く、業績が好調なため、配当も継続的に増えると期待されています。

あいホールディングス(3076)

マンション向けセキュリティシステムに強みを持ち、配当性向は50%が基準です。

セキュリティ業界の需要が高く、今後も業績が伸びる可能性があります。そのため、配当も安定しているとされます。

クミアイ化学工業(4996)

除草剤有効成分の「アクシーブ」が好調であり、今期は20円の大幅増配が見込まれています。

農業関連の需要が高まる中で、クミアイ化学工業の業績も好調で、配当も増加が期待されています。

高配当株ポートフォリオによる資産運用の方法

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高配当株ポートフォリオを利用して資産運用を行う方法として、年間の各月ごとに予想配当利回りがもっとも高い銘柄を選び、組み合わせることを目指します。ただし、注意点もあります。

決算月の考慮

4月、5月、7月、8月を決算月とする銘柄には条件を満たすものがありませんでしたが、他の決算月の中間配当なども考慮することで「毎月配当」を実現しています。

配当がどのタイミングで受け取れるかを考慮することで、資金の回転率を高めることができます。

投資数量の工夫

配当金額は月ごとに異なるため、ほぼ同額の配当金額を受け取る銘柄パッケージを作るためには、投資数量を工夫する必要があります。

投資数量を調整することで、毎月安定した配当金額が受け取れるポートフォリオを作ることができます。

節目の銘柄選び

3月決算銘柄や12月決算銘柄は銘柄数が多く、1銘柄に絞ることが困難な場合もありますが、予想利回りが高いため、投資家の好みによって組み入れることもできます。

銘柄選びの際には、投資家自身のリスク許容度や目標配当額を考慮して、最適なポートフォリオを構築してください。

まとめ

高配当株ポートフォリオは、毎月配当を得ることができる投資戦略です。東証プライム市場上場の銘柄や時価総額が1,000億円を超えるなどの条件を満たす銘柄を選ぶことが重要です。また、投資数量を工夫して毎月安定した配当金額を受け取れるポートフォリオを作ることができます。

この記事では、高配当株ポートフォリオの銘柄選びの条件や適切な資産運用方法について解説しました。自分のリスク許容度や目標配当額を考慮して、最適な高配当株ポートフォリオを構築しましょう。

 

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