【知らないと大損!?】ボーナスの手取りを増やす方法とは

1つ目の入り口-給料所得

お金のなる木

毎年、6月末と12月中旬に支給されるボーナス。サラリーマンや公務員の方は心待ちにされている方も多いのではないでしょうか。

この記事では、知らないと損をするかもしれないボーナスの手取りを増やす方法について解説していきます。

・ボーナスにかかる税金の仕組みについて知りたい

・ボーナスから引かれる税額の簡単な計算方法を知りたい

・ボーナスの手取りを増やす方法を知りたい

という方はぜひ最後までご覧ください!

ボーナスにかかる税金の種類と簡単シミュレーション

ボーナスにかかる税金の種類とは?

ボーナスの給与明細で思ったよりも引かれる額が大きいと感じた方は多いのではないでしょうか。

ですが、ボーナスで引かれる税金はたった一つ、「所得税」のみです。

所得税は、個人の所得に対してかかる税金で、1年間の全ての所得から所得控除を差し引いた残りの課税所得に税率を適用し税額を計算します。

毎月の給与からも所得税は引かれていますが、この額はおおよその額が引かれており、11月~12頃に年末調整をすることで、最終的な税額が決定される仕組みとなっています。

ボーナスに関しても、この所得税は天引きされるということです。

そのほかに、ボーナスで引かれる税金は無いの?例えば住民税とか。

答えはNoです。

住民税は「前年の所得」を元として計算され、税額が決まります。そこで計算され住民税の総額を12分割した金額が、毎月の給与から天引きされる仕組みになっているのです。

すぐできる!所得税の簡単シミュレーション

賞与から引かれる所得税額は下記の式で計算されています。

所得税額 = 課税対象額 × 所得税率

これですぐ計算するのは難しいですよね。。もう少し式を分かりやすくします。

課税対象額とは賞与の額面金額から社会保険料を差し引いた金額です。つまり、こういう式になります。

所得税額 = (額面給与-社会保険料) × 所得税率

ここでポイントになるのが、「所得税率」という言葉です。

所得税率の調べ方

所得税率は国税庁作成の一覧表を見て調べます。「前月の給与から社会保険料を差し引いた額」と「扶養家族の数」で税率が決まります。

以下は国税庁が公開している所得税額表の一部抜粋です。

参考:令和5年分 源泉徴収税額表<国税庁HP>

前月の給与から社会保険料を差し引いた金額が高くなればなるほど税率は高くなる傾向にあります。また、扶養家族が多い場合は、税率が低くなる傾向にあります。

つまり、前月の給与がボーナスのカギを握っていることになります。

所得税の簡単シミュレーション

では、以下のケースを用いて実際の所得税をシミュレーションしてみましょう。

  • 30歳の独身男性
  • 扶養家族なし
  • 前月の給与ー社会保険料の金額:32万円
  • ボーナスの額面金額:70万円

まず、税額表を用いて、所得税率を調べます。このケースの場合は8.168%です。

つまり、ボーナス額面金額70万円ー社会保険料10万円(ここでは分かりやすくします)に所得税率8.168%を掛け合わせ、4万9008円が所得税だということが分かります。

皆さんもぜひご自身のケースで計算してみてください。

所得税を減らしてボーナスの手取りを増やす方法

ボーナスの手取りを増やす方法とは?

ここまでボーナス支給時の所得税が決まる仕組みを解説しましたが、ではどうすればこの所得税をできるだけ減らし、手取りを増やすことができるのでしょうか。

前項に出てきた所得税率をいかに減らせるかが重要です。つまり、前月の給与を抑える(=残業を減らすなど)ことが必要です。

ここで間違えそうになるのが、前月の給与を減らす=前月の残業を減らせば言いわけではありません。多くの企業では、前々月の時間外勤務実績に応じて、翌月に残業分の給与を支払うことから、前々月(6月のボーナスであれば、4月)の残業を減らすという点に注意です。

実際の手取り額への影響シミュレーション

では、先ほどの例を用いて、前々月の残業を減らすことで、どの程度手取り額に影響するのか、計算してみましょう。

  • 前月の給与ー社会保険料の金額:32万円(前々月の残業数:30時間)
  • 前月の給与ー社会保険料の金額:26万円(前々月の残業数:10時間)

残業を30時間から10時間に減らすことができた場合、どれぐらい金額が変わるでしょうか。

まず、所得税率は税額表を参照すると、6.126%になります。

ボーナス額面金額70万円ー社会保険料9万円(ここでは分かりやすくします)に6.126%を掛け合わせると、3万7368円です。

つまり、4万9008円ー3万7368円=1万1640円も所得税を減らすことができることが分かります。

これは意外と知らない方も多い知識なので、ぜひ覚えてくださいね。

まとめ

いかがでしたか。ボーナスの所得税の計算方法や今年から実践できる所得税を減らす方法について、解説させていただきました。

本記事のポイント

  • ボーナスにかかる税金は所得税のみ
  • 所得税率は前月の給与ー社会保険料の金額と扶養人数で決まる
  • 所得税を減らすためにはボーナス前々月の残業を減らすことが重要

ぜひ実践いただき、手取り額を上げて、ちょっと豪華な旅行やお買い物をしてみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

コメント

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